Primitive & Modern / 重森三玲
重森三玲さんの庭園美術館が近所にあるとは知らず、
アポイント制でお会いできた館長はお孫さんで、
色々なお話を聞く事ができた。
Noguchi Isamu さんに何か通ずるものがあると思っていたら、
やはり友達だったみたいで、
重盛さんだけのために作った照明があった。
元々作庭家ではなく40代ぐらいまではアーティストだったという事で、
絵と庭を照らし合わせるように制作している。
ベトナムで行ったハロン湾に似ているなと思っていたら、
大きな石とか岩が特徴的な作品は海に浮かぶ島をイメージしていると。
中国の湿度の高いの霧のかかった風景は、
水墨画に近く、その影響を受けているとおっしゃっていた。
5人お子さんがいて、5人とも海外の哲学者の名前をつけておられ、
かなりFunkyな方で、当時では珍しく、家業を継がせるのではなく、
好きな事をしたら良いとおしゃっていたようです。
みる作品はすごくモダンな所とすごくPrimitive に思う所と両方が混在する。
まさにそれが “永遠のモダン“ と言うものなのかもしれない。
Hiphopも20年前の聞いても新しいなって思う感覚と似ている気がした。